冷蔵庫にスイッチをつけて電源を切り節電する

生活

 電気料金も値上がりし、私のような超貧乏人には月々の電気代が重くのしかかります… 冷蔵庫にはスイッチが付いていないので、こまめに電源を切るには、いちいちプラグをコンセントから抜かなければなりません。なのでこのようなものを自作しました。

自作スイッチ
冷蔵庫用と、寝床から離れた照明器具のON/OFFをするためのもの
スイッチの内部
スイッチの内部

 コンセントや電源タップに大きなACアダプターを挿すと邪魔になるので、短い延長コードがあると便利です。この0.5mの延長コードは大昔に買ったもので、どこで購入したか忘れてしまいました。ドスパラ(じゃんぱら)だったか100円ショップだったか… 商品の袋に『丸七株式会社』とあり、URLも書いてあったので調べてみましたが、古すぎて当然出てきませんでした。
 延長コードの真ん中を切って、『パナソニック Panasonic WH5403WP [ベター3A中間スイッチ]』を間に入れただけで完成です。実質130円前後で購入できます。

自作の延長コードど電源タップ
捨てる家電製品から電源コードを取っておき、延長コードにする。

 延長コードは100円ショップで売っていますが、壊れて廃棄する家電製品から電源コードを取っておき、それにコネクタを付けてもいいでしょう。上の画像の黒いコードは、壊れたファックス付き電話機から取っておいたものに、『パナソニック Panasonic WH4615-BP [ベター小型コードコネクタボディ]』を付けたものです。コネクタは実質70円ぐらい。このぐらいの長さの延長コードは300円ぐらいなので、手間賃ぐらいは稼げました。下の白い電源タップは、『パナソニック Panasonic WH2163KWP [ベターテーブルタップ(3コ口)(ホワイト)]』『パナソニック Panasonic WH4021WP [スナップキャップ ホワイト]』を不要な電線で繋いだだけのものです。現在は両方とも値上がりしていますが、当時は二つ合わせて実質235円でした。壁のコンセントからちょっとだけ離して増設タップがあると何かと都合が良いので自作しました。

節電エコチェッカー ET30D
実際にどのぐらい電力消費があるかチェックできる

 上の画像のような消費電力を測定する機器も、壁のコンセントで使うと邪魔になったりします。そんなときにも自作の延長コードと電源タップが役立ちます。見にくいですが、測定値が30となっております。これは私が使っている扇風機を弱で動かしている時の実測値です。室温が24時間ずっと31度から35度の間となる猛暑日・熱帯夜でも、エアコンは使わず窓を全開にしてパンツ一枚、24時間この扇風機をつけっぱなしです。昔は『扇風機の風を当てながら寝ると死ぬ』とよく言われましたが、私は枕のすぐ上の方に扇風機を置き、首振りさせずに下向きにし、頭から体に向けて直接風が当たるようにして寝ています。猛暑日やそれに近い日にはTシャツを濡らして軽く絞り、それが半乾きになるまで着る『濡れTシャツ』も実行しています。これはかなり涼しくなりますが、寝るときには当然使えません。

30W x24時間=720Wh=0.72kWh
東北電力の1kWhの料金を25.33円とすると、25.33円x0.72=18.2376円
この扇風機を24時間、31日間付けっぱなしにすると、約565円となります。


 この扇風機による電力消費と、冷蔵庫、パソコンの冷却ファンの電力消費によって我が家は夏場に電気代が跳ね上がります。ちなみに。2021年12月1日から、2022年4月9日まで、冷蔵庫の電源は一度も入れませんでした。冷凍庫に何も入っておらず、また、この期間室温が10度以上になるのは3月・4月に数回程度なので、夜間冷蔵庫のドアを開いて庫内温度を下げ、日中はドアを閉じていれば、卵と蒸し大豆なら傷みません。流石に真夏に冷蔵庫の電源を切ることはありませんが、春と秋は寝るときに電源を切り、朝起きたら電源を入れる、といった運用をしています。実際は外気温と冷蔵庫内に置いた温度計、庫内に入っているものによって臨機応変に切ったり入れたりしていました。

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